あとがき
どうも、管理人です。ここまでお読み下さいましてありがとうございます。
ここからは少しばかしの制作話なぞ。
興味ないよ、話のイメージに浸りたいよ、という方はスルーでよろしくどうぞ。
改めまして、「NEWS」お読み下しましてありがとうございました。
いやー・・・長かった!
いきなりそれか、と思われるかもしれませんが実はこの「NEWS」、制作期間一年経っているのです。
「NEWS」に−2005−と付いているように、2005年の12月に書き始めた話だったりします。(現在2007年1月)
話的にはそこまで長いものではないのですけど。
濃いものを書きたい、と煮詰めて煮詰めて書いたのでここまで時間が掛かったのかしらとも。
そのおかげか、自分なりにとても気に入る作品になったと思います。
何より、書き終えたという達成感はどうにもこうにも気持ちの良いものです。
そして読んで下さった皆さんが少しでも楽しめるものになっていたら、さらに嬉しい事です。
さて、中身。
「いきなり村上さんが死ぬってどうかな」
そんな不謹慎な発言から始まったこの話。まぁ、実際は死んでいないのですが。
その彼が何も知らないヒロインのもとに転がり込んでくる、というのが話の筋でした。
少しばかりミステリーな感じも含めつつ、色々と伏線を張っていくのは楽しかったです。
上手く張れているかは置いてといて(笑)
「ナイフ」「コート」「目覚まし時計」などの小物に、後々ハッとしてくれたら作者としては「やった!」という感じです。
そして非常に気を遣ったのは、各自の「らしさ」です。
喋り方も勿論ですが、行動の仕方や考え方などもそれっぽく、と。
うじうじ酒井さんが書きたかっただけ、とかそんな事は。
泣いちゃう北山さんとか、落ち込む安岡さんとか、かっこいい黒沢さんとか、乙女な村上さんとか。
書きたかった事を挙げれば本当にキリがありません。
さらにもっと書きたい事を挙げればもうアンリミテッドです。無限大の妄想が揺れます。怪しく。
あぁ、書きたかったところといえば。
いきなり裏組織とかいう設定で連載しているんですが、歌を歌っている彼らが書きたかったのです。
歌に対してゴスペラーズに対して、大好きだという彼らが。
歌を歌ってナンボな感じで。なので裏も「表」も凄い人、という表記がよく見えたと思います。
実はそういう意味でのイメージの元になったイラストがあったりもします。
まさしく、最高の歌唄い。
サイトを開いてから軸として連載してきました「NEWS」。
話数を重ねながら、ふと、思いました。「あれ、私サカイストじゃなかったっけ・・・」と。
長身組贔屓、と豪語しているものの一番は酒井さんなのです。
なのに、村上さんメインな話になっている。
別に悪い事じゃないんですよ、ストーリーを考える上で村上さんが一番しっくりきたからそうしたので。
それでも対抗とばかりにちょこちょこと酒井さんを出したものの。
それでもやっぱりオチ的には村上さんでないと締まらない。
(あ、恋愛物のつもりで書いてはいませんが、勿論読んでくださった方々のご想像にお任せいたします。)
んで。
「NEWS」が村上さんばかりでしたので。
同じ裏組織ゴスペラーズ設定で、他のメンバーを書いていこうと思います。
タイトルに「NEWS−2005−」とあるように、年号が変わっていく感じで書こうと。
多分次は酒井さんです。だって私はサカイスト。
これで次も村上さんメインだったら笑っちゃいますよね。あはは。
あ、その前にNEWS−2005−のおまけ話があります。ヒロインの話がちょろっと。
よろしければそちらの方もお付き合い願います。
最後に。
ここまでお付き合い下さいましてありがとうございました。
ドリームなのかと聞かれたら、「一応?」と答えたくなるようなそんな甘くない話ですが。
サイトのゴスペラーズ話の軸になるものが書ききれて本当に安堵しています。
書き始めた頃から読んでくれた友達。
「いきなり村上さんが死ぬの」という突拍子もないネタを聞いてくれた友達。
サイト楽しみにしています、と開く前から言って下さった方々。
そして連載中に嬉しいお言葉を下さった方々、ここまで読んで下さった方々に。
最大のお礼と感謝を。
2007/01/27
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